
先日久々の古本の出張買い取りの依頼がありました。
内容もお聞きした範囲ではマズマズだったので、豊橋市まで出張買い取りに出かけました。
場所は公営の団地の2階ですが、電話でお聞きした名前と違う表札が掛かっています。
ちやんと住所、名前をお聞きした号室なので間違いないはず。
念のためお聞きしようとブザーを押すも応答なし。
仕方なく電話をかけるも呼び出し音だけ。
何か事情があるのかもしれないと思い近くの喫茶店にて時間つぶし。
喫茶店から何度も電話をかけても相変わらず応答がありません。
呼び出し音は鳴っております。
30分ほど待って喫茶店をでて念のためもう一度団地まで引き返し、ブザーを押しますが
やはり留守のようです。
こうなっては引き返すほかありませんが、もう一度電話。
今度は繋がった。
確認すると依頼者のお兄さんのようで携帯電話は弟に昨日貸したという。
お兄さんの話ではどうも住んでいるのは団地ではないようだ。
連絡も取れないと言われたのでこれ以上確認のしようがない。
「嫌がらせ」「営業妨害」何の目的があって出張買い取り依頼の電話をしてきたのだろう?
古本の買い取りでは時々商談不成立になることがあります。
その多くはお聞きした内容と異なる場合です。
事典、辞書、小説、文庫本、コミック等はほとんどお断りしております。
事典、辞書は今はほとんど需要がありませんし、重量があり、嵩張りますので在庫スペースがありません。
小説はベストセラー物が多くて供給過多でほとんど値がつきません。
文庫本は講談社の学術文庫、ちくま学芸文庫等の一部を除いてこちらも値がつきません。
コミックはあまり詳しくないので相場がよくわかりません。
またよくあるのが他の業者が良いところは買い取りをし、値段が付かないものだけが残っている時があります。
ブックオフも店舗に持参すれば値の付かない本も処分してくれますが、出張買い取りの場合は値の付かないものは引き取ってもらえません。
この状態で呼ばれた時はたまったものではありません。
たいてい一見してわかります。
査定価格で折り合いがつかずに先方から断られたのは過去に一件しかありません。
たまに集合住宅の上階でエレベーターがない場合はお断りする事があります。
本はまとまると重量がありますので、台車が使えないと大変です。
あと駐車場が遠すぎるのも困ります。
無線機類の場合は事前に大体のことはわかりますので今まで出かけて行って商談不成立になった事はありません。
たまに追加が多くて手持ち金が不足でコンビニのATMにかけ込む時はあります。
古本の場合は見てみなくてはわからない部分がけっこうあります。
従って古本の場合はあまり遠くは内容の如何にかかわらずお断りしております。
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