黄昏ジジイのアマチュア無線機修理 | ヤエスFT-850編

FT-850

ヤエスのFT-850

時間がとれなくて症状不明のまま買い取りしたうちの1台ヤエスのFT-850。

ヤエスのFT-850は1991年にヤエスから発売されました。

850という形式の無線機はケンウッドにもTS-850があります。

また1979年には、現在は無線機から撤退し自動車部品メーカー専業になっている杉山電機製作所から当時としては斬新な、HF~144MHzまでのSSB/CW/AM/FM で10Wの

F-850というトランシーバーが発売されております。

内部の点検

時間がなくて症状はお聞きしていないので、まずは点検からはじめます。

FT-850内部

受信は各バンド共OK。

ただしSSGは書庫においたままで、この時期25Kgを持ち込む気力はないので、感度は不明。

7MHzを聴いた感じではほぼ良好。

他のバンドはアンテナが無いので、7MHz用のアンテナで聞いた感じでは概ねOKのようです。

ファンが回ってない

ダミーを繋いで送信してみると、どうもファンが回っていない模様です。

回路図と現物から追っていくとどうも温度センサーかOPアンプが怪しい。

OPアンプには三菱のSIPタイプのM5218Lが使ってあります。

DIPタイプのオペアンプは沢山手持ちがありますが、うちにはSIPタイプのOPアンプは在庫がありません。

ジャンク品からはずしてくるという手もありますが、取り敢えず先に進みます。

ここはそのままで、あまりファンの音はうるさくないので常時回るようにしておきます

FT-850回路図

TPが見当たらない

次にリファレンスの調整だが、アレーTP1004が無い基板にはTP1004と印刷してあるがピンは立ってない。

半田鏝を当てた跡はあるので、一度は修理をやったのだろうと思います。

サービスマニュアルがFT-890なので、FT-850とFT-890の違いかな。

ピンが無いのでブローブがあてにくいが取りあえず10.485760MHzに調整しておきます

オプションのTCXOでないので結構周波数がふらつきます。

この時期の無線機にしては少々安定度が?ですが、実用には支障はなさそうです。

もっともカウンターも較正してないので、絶対値はあまりあてにはなりません。

較正したくてもGPSの基準器は売り払ったし、TVのアナログ放送も終わったし(ずいぶん古い話)

「 TVのアナログ放送も終わったし」は解る人にはわかります。

TP

この状態で取り敢えずは使えるようになりました。

送信パワーも100Wをクリアーしております。

ただ何度も書いておりますが、私には古いトリオのTS-520の受信音が一番馴染んでおりますので、実際の運用に使用する事はなさそうです。

移動好き、初心者向けにお薦めののHF~430MHzまでのオールモード機

ケンウッドファンの方は

アイコム好きの方には



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