アマチュア無線の社会貢献活動での活用と小中学生の体験機会の拡大

社会貢献活動

総務省がパブリックコメント、意見募集中

日本アマチュア無線振興協会(JARD)と一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)が要望書を提出し現在総務省がパブリックコメント、意見募集中です。
内容は
①アマチュア無線の社会貢献活動での活用
②小中学生のアマチュア無線の体験機会の拡大
で案の公示日と意見・情報受付開始日は2020年10月16日で意見・情報受付締切日は2020年11月17日です。
現在受付期間一か月のほぼ中間です。
まだ間に合いますので意見のある方はぜひ意見を述べてください。

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)については「異常続きの日本アマチュア無線連盟(JARL)社員総会を経てどこへゆく」で述べておりますが、2020年9月19日に開かれた一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)第52回理事会での内容がhamlife.comに記載されております。

第8号議案 アマチュア無線の社会貢献活動の促進及び無資格運用の範囲拡大について

JARLは一般財団法人 日本アマチュア無線振興協会(JARD)と共同で、総務省へ「社会貢献活動の促進として、災害時等のボランティア活動や地方公共団体等のイベント・地域活動等において、アマチュア無線が日常的に支援できるようにするための利用範囲の拡大」「無資格運用の制度について、小中学生に限っては家庭内や学校内にアマチュア無線資格者がいれば日常的に体験できるように改正」という趣旨の要望書を提出することになった(要望書の提出方法、時期、文書等は会長一任)。

hamlife.comより

日本アマチュア無線振興協会(JARD)

1991年(平成3年)にアマチュア局の無線設備に技術基準適合証明が適用されるようになり、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の養成認定部を切り離し財団法人となりました。

初代会長は一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の会長の原昌三氏が兼任。

3アマ・4アマの養成課程の実施と技術基準適合証明の無いアマチュア無線局の設備への保証認定業務を一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)から引き継ぎました。
空中線電力50W(28MHz帯以下は100W以下)のアマチュア無線局の設備について技術基準適合証明の証明機関に指定されました。

1992年(平成4年)に 保証認定業務を開始し、1993年(平成5年)に 養成課程を開始し1994年(平成6年)に 第4級標準・第3級短縮コース養成課程用教科書の発行を開始しました。


2014年(平成26年)有坂芳雄氏が2代目会長に就任し、前会長の原昌三氏は名誉会長に就きます。
2016年(平成28年)に三木哲也氏が会長に就任、前会長の有坂芳雄は顧問に就き、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)の影響が減少します。

主たる業務は養成課程と技術基準適合証明及び保証認定であって、他に電波利用秩序の維持への協力
を行っております。

保証認定は1992年(平成4年)4月より アマチュア局の開設・変更に際し簡易な免許手続として無線局免許手続規則第15条に規定する告示に基づく保証認定業務を開始しましたが、2001年(平成13年)3月にTSS株式会社(TSS)に業務を移行します。

2014年(平成26年)11月10日 から、業務を再開しましたが、TSSから業務を返却されたものではなく、利用者はどちらでも任意に選択できます。

一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)はおいしいところは全部持っていかれ現在の赤字決算へとなっていきます。

軒を貸して母屋を取られるの典型です。

日本アマチュア無線振興協会(JARD)は天下りの巣窟で会長も含めた11人の理事の内4人が総務省からの天下りで理事を選出する評議員は11人のうち同様に4人が天下り、かっての家主である一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)は定員でもあるかのように理事が2人、評議員が3人、天下り天国です。

アマチュア無線の社会貢献活動での活用

社会貢献活動

さて本題のアマチュア無線の社会貢献活動での活用ですが、結論を先に述べておきます。

大反対です。

「非常災害時等のボランティア活動や国や地方公共団体等の施策で共助を背景とする地域に
おける活動について、アマチュア無線を身近なくらしの中で活用できるよう明確化し、電波
の有効利用及びアマチュア無線の地位向上を図るとともに、地域社会に貢献する。」

とありますが何もアマチュア無線の地位向上にならないし、非常災害時等にはこれまでも十分協力し役立っていると思います。

またボランティア活動での活用や地域活動での活動には今まで同様に無線従事者資格のいらない特小や市民ラジオで十分です。

マラソンでの活用など論外で、どんな場面を想定し、そもそもどこの周波数を使うのですか ?

マラソンコースにもよりますが、電波の伝搬特性から想定されるのはVHF帯ですが、長時間特定の周波数を独占し続けるのは電波法上も問題はありませんか ?

マラソンに関してはアマチュア無線はすでに大きな損害を被っております。

1200MHz帯のレピーターの10Wから1Wへの減力や、TV局の中継に際して本番前後に長時間停波を要請されております。

1200MHz帯のレピーターの特性や伝搬状況から1Wへの減力がどれほど堪えるか、また10Wでの運用がどれだけ他に影響を与えたか実証実験は十分にされたのですか ?

こういった時こそ日本アマチュア無線連盟(JARL)の出番ですが、現状の日本アマチュア無線連盟(JARL)には期待できません。

有害鳥獣対策では現在でも狩猟をする者の多くがアマチュア無線を使用しております。

多分免許を受けてコールサインもあると思いますが、あまりコールサインを聞いた事がありません。

ダンプカー等もまたしかりです。

アマチュア無線の小中学生の体験機会の拡大

小中学生のアマチュア無線の体験機会

アマチュア無線の小中学生の体験機会の拡大に関しては法改正ではなく、科学技術の振興として学校教育で取り扱う問題だと感じております。

現在のアマチュア無線局の有資格者全員にその資質がありますか ?

違法運用をしている者でも3親等以内ならば問題はありませんか ?

そんな事をしなくても興味のある子どもは自分で方法を見つけます。

そもそも日本アマチュア無線振興協会(JARD)の実施する養成課程にも疑問があります。

アマチュア無線局数の推移

養成課程のはじまった1966年(昭和41年)頃はその必要もあったと思いますが、日本アマチュア無線振興協会(JARD)の金儲けの手段と違法無線局の増大に加担しております。

文字さえ読めればほぼ合格する養成課程ではあまり熱意のあるアマチュア無線局が誕生するとは思えません。

もちろん全員とは言いません。

国家試験の緊張感を経験したアマチュア無線局の方が熱心で長続きすると思います。

今ではなくなりましたが電気通信術の送信の際のアガリ方はハンパないです。

総務省へのパブリックコメントは提出し終えました。

まだ十分時間はありますので、アマチュア無線の将来を考えて有志の方はお願いします。

養成課程等については少々きつめの意見ですが、反論お待ちしております。



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