「BASE」での在庫管理はアマゾン、ヤフオク以上に気を付けて

香取慎吾のコマーシャルを頻繁にTVで見かけるようになりました。
無料で簡単にネットショップを開設できるとして人気も出て来たようです。
当店も数年前から利用しておりましたが、あまり知られていない事や、気を付けるべき点もありますので自身の経験から反省もふまえて述べておきます。

BASEの三つの特徴

BASEには他にはないさまざまな特徴がありますが、重要な事を三つに絞って記します。

初期費用・月額費用が完全無料

これまでECサイトを構築するには、多くのところが構築するための初期費用や月額利用料が発生していました。
しかしBASEの場合は開設、出品に関してはこれらが完全に無料です。
売り上げが発生して振り込んでもらうには別途手数料が発生しますが、ECサイトに必要な機能がほとんど無料で使える上に固定コストがないため、他とくらべても低コストでEC事業を始められるのが大きな特徴です。

サイトの構築や管理画面の操作がたのECサイトより簡単

BASEではショップの構築だけでなく管理画面の操作がシンプルなのも特徴の1つです。
サイトデザインは複数あるテンプレートの中から好みに合ったデザインを選択できます。
ショップを開設したその日からすぐに販売を始める事ができます。

またパソコンがなくてもBASEの専用アプリのみでのショップ開設も可能ですから、気軽にスタートできます。

機能拡張機能を利用すればサイトを自社に合わせてカスタマイズすることも可能です。
疑問点やトラブルに対してはサポートセンターに気軽に問い合わせができます。

商品の登録数の上限がなく何点でも出品できます

月額費用が無料でありながら、商品登録数やデータ容量が無制限というのもBASEの特徴です。
ドイツ生まれで株式会社KDDIウェブコミュニケーションズが提供しているJimdoでは、商品登録数は無料のフリープランでは5点、月額965円の有料のProでも15点です。
無制限にするにはBusinessで月額2,460円必要です。
Jimdoを使って超簡単に無料のホームページを作ってみませんか!!

Jimdoの例にあるように無料で使えるECサイトのプラットフォームでは、商品登録数やデータ容量に制限のあるところが多くあります。
5点や15点ではよほど特徴のある商品を抱えていない限り無理で、やむなく移行することになっていきます。
ただし1日に登録可能な商品数は最大で1000件までとなっています。

在庫管理には注意が必要です

ココが本題ですが当店で実際にあった事例に基づいて注意すべき点を、反省の意味を込めて記しておきます。
購入者には多大なご迷惑をおかけしましたし、当店には大きなストレスと反省点そしてわずかとはいえ損失が生じました。

かつてマイクロウェーブに夢中になっていた頃に、入手が困難であった半導体を購入しました。
知人を介して代理店を紹介してもらっての購入でしたが、ミニマムオーダーがありなおかつ貧乏人には堪える価格でした。

視力、体力の衰えに伴ってマイクロウェーブを卒業(中退 ?)して余った半導体をはじめ新品のパーツ類が結構な数量が残ってしまいました。
当然ヤフオクにも出品しましたが、とても捌ききれないので「BASE」にも出品しました。

がしかし忘れた頃にしか売れないのでそのうち「BASE」に出品している事さえ忘れておりました。
突然「BASE」より前記の半導体を含めて6点の注文が入ったとのメールがありました。
しかも代金は既に振り込み済みとの事です。

「BASE」ではキャンセルができません

「BASE」では購入者が決済を済ませた場合はアマゾンやヤフオクと違ってキャンセルができません。
アマゾンでは簡単にキャンセルができますし、ヤフオクでもマイナスの評価を受けるリスクはありますがきゃんせるはできます。


「BASE」には「※決済が発生しておりますので、BASE側で徴収している手数料等の返金はいたしかねます。 ※返金金額等は、購入者とショップ間でお話し合いのうえ決めてください。」と記載してあります。
決済方法によってキャンセルの可否は異なりますが、購入者が決済を済ませた場合はキャンセルはできません。

購入者との話し合いが大変です

キャンセルはできませんし、システム上での返金もありません。
発送済みにして購入者と話し合い返金をし、「BASE」から振り込んでもらうしかありません。
在庫がない商品なので送りたくても送れないモノを送ったことにして、購入者に承諾してもらわなくてはなりません。

購入者にしたら期待している商品が届かないわけですから、気分の良かろうハズがありません。
なるべく早く返金したいので口座情報を問い合わせても、おいそれとは教えてくれません。
やむなく現金書留で送りました。
現金書留なんて何年振りいや何十年振りの事だろう。

「BASE」から振り込みも大変です

「BASE」からの振り込みも思わむ手間と手数料がかかります。

返金の手順

①購入者へ連絡の上当事者間で返金手続きを行ってください(返金金額、返金先などの確認)
②振込申請を行い、代金を自身の口座へ移してください。
※振込申請はショップのお好きなタイミングで行えます。

お急ぎ振込を利用することもできます。
お急ぎ振込が利用できる場合は、振込申請画面にお急ぎ振込を利用するかどうか選択項目が表示されます。
※利用できない場合は選択項目が表示されません。
お急ぎ振込を利用する際には、以下の手数料がかかります。
■お急ぎ振込手数料:振込申請金額の1.5%

お急ぎ振込手数料以外の手数料等

※上記とは別途、振込手数料と事務手数料が通常どおりかかります。
BASEからショップ指定の口座へ振り込みをする際は、振込手数料と事務手数料が差し引かれます。
そのため、振込申請額 - 事務手数料 - 振込手数料 = 振込金額となります。

【BASEかんたん決済手数料】
1回のご注文の総合計(送料含む)に対し、3.6%+40円がBASEかんたん決済手数料としてかかります。

【サービス利用料】
1回のご注文の総合計(送料含む)に対し、3%がサービス利用料としてかかります。

それぞれの計算方法は、以下の通りです。
例)1,000円の商品が3個、送料500円の注文の場合
▼注文合計金額
1,000円✕3個+500円=3,500円

▼【BASEかんたん決済手数料】=注文合計金額✕3.6%+40
3,500円✕3.6%+40=166円

▼【サービス利用料】=注文合計金額✕3%
3,500円✕3%=105円

▼振込申請を行っていただける金額=注文合計金額-(BASEかんたん決済手数料+サービス利用料)
3,500円-(166円+105円)=3,229円
さらに振込手数料と事務手数料が加算されます。

▼振込手数料
一律250円

事務手数料
BASEでは事務手数料も設定されています。こちらの手数料も「売上金の振り込みのときに発生する手数料」に該当するものです。
事務手数料については、振込金額によって下記のように手数料が変わります。

・2万円未満の場合‥事務手数料は500円
・2万円以上の場合‥事務手数料は0円

今回の事例では売り上げ7,322円に対して実際に振り込まれた金額は6,048円で要した日数は約半月強でした。
2万円を境の事務手数料はおおきいものががありますので、なるべく2万円を超すまでは待つべきです。




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