不思議なことに連続性ってあるのですね!!
よく言われる事ですが、不思議なことに連続性ってあるのですね!!
ありがたいことに持ち込み買い取りが続いております。
こう持ち込み買い取りが続くと出張買い取りが嫌にならないか心配です。
お持ちいただいた方は随分昔に交信したことのある市内の方です。
多分交信したのは40年位昔です。
持ち込み買い取りは続いていたのですが市内の方は久しぶり。
9時頃に電話があり軽トラで10時前には到着です。
すでに準備をしてあったようでありがたい話です。
まだ発送のための梱包作業中ですが、一旦作業を中断して運び込みです。
ヤエスの無線機が主体で他にアイコムのIC-551と予備の真空管があります。
運び込みといっても2階に上げるのが仕事ですが、正直あまり仕事をしたという実感はありません。
それでも最近は腰痛がヒドイので一つ運んでは休憩のくりかえしです。
もちろん出品するまでに点検や必要に応じてメンテナンスはありますが。
取りあえずはチェックのためダンボールから出してみました。
なつかしいヤエスのFT-101B
まずはポピュラーなヤエスのFT-101B
【スペック】
・発売開始時期:1970年5月
・周波数範囲:3.5~28MHz
・電波型式:AM/SSB/CW
・サイズ:340W×150H×290Dmm
・重量:約15Kg
・電源:AC100V、12V
・最大消費電流:20A(DC12V時)
・最大送信出力:100W
・送信終段名称:6JS6C×2
・受信方式:ダブルスーパーヘテロダイン方式
当時トリオのTAS-520と共にHF SSBトランシーバーの双璧だったFT-101の改良型。
外観は50年近く昔の無線機にしてはキレイです。
ダンボールに入れて保管してあったのかな?
電源を入れてみるとパイロットランプは点灯し、一応受信はできます。
VRのガリとモードスィッチの接触不良があります。
終段管6JS6のヒーターは点灯しておりますが、送信できません。
暇な時に点検、修理をするかこのままジャンクとして出品するか?
大分未出品の無線機がたくさんあるのでジャンクとして出品する可能性が高そう!
同じくヤエスのFL-50BとFR-50Bのセット
こちらもFT-101B同様外観の状態は良好です。
1969年9月にFR-50B,FL-50Bは、初級用のSSB運用が可能なアマチュア無線機器として発売された。
まだSSBよりもまだまだAM運用のほうの主流の時代背景でもあった。
前年にトリオからSSBトランシーバーTS-510が発売になっておりまして私は翌年か、翌々年にTS-510を購入しております。
トリオはHEATH、ヤエスはコリンズの影響を受けていたように思います。
FL-50Bは残念ながら終段管のヒーターが点灯しません。
忘れておりました。この時期のヤエスの無線機はアクセサリー用のプラグがないと、ヒーターに電源が供給されません。
厄介な事ですがやむを得ません。困った事にこのプラグも入手困難です。
FR-50BはVRのガリ、バンドスィッチの接触不良があります。
3.5,7,21MHzはOKですが、14,28MHzは受信できません。
バンドスィッチの接触不良ではなさそうです。
局発回路の不良のようですが、クリスタルの不良でない事を願っております。
おわりに
他にもFR-101,FL101ラインや外部VFO等の付属品があるようですが、時間が無くてまだダンボールから出しておりません。
商売のためにはこうしてお譲りいただけるのはありがたい事ですが、OMさん達が
アマチュア無線から遠ざかってしまうのは残念なことです。
私はまだまだ多少眼が悪くなってもしぶとくアマチュア無線を続けていきます。
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